来た、見た、撮った!

こんにちはZiemaです。

今日は初めてカワセミを撮った時の話をします。季節はまだ桜が満開の頃、花島公園で、移動しながら桜の花を撮っていると、通りかかった池の近くに人だかりができています、見ると大砲の様なレンズのついた一眼カメラを持ったオジサン達が4、5人集まっています。何ごとだろう?見ていると、自転車のブレーキの様な鳴き声が聞こえ、池の向こう川の方から飛んできた鳥が、池に張り出している枝にとまりました。

カワセミです、青い羽根が輝いています。枝にとまってしばらくじっとしていましたが、つ、と水に飛び込んで、元の枝にとまったときには嘴に魚をくわえていました。

その後もカワセミは池の反対側の岸へ飛んだり、また帰ってきたり、あちこちと移動して、そのたびにオジサン達もわらわらと移動することしばし、私も自分のPowerShot G3Xを取り出しズームを600㎜、JPEGのみの連射に設定して、オジサン達について廻って撮って撮りまくりました。

600㎜というと下の写真のように大体、池の向こう20メートルくらい先の枝に、とまったカワセミが、下の写真くらいの大きさに写るレンズです。

G3Xは1インチ型CMOSを積んでいて画素数も多いのでトリミングしてやればこの通り。

鳥を撮る場合、目が重要だと聞いたことがあります。目にピントが合っていないと画面が締まらないそうです。

どうでしょうトリミングしてやれば目が光っているのが分かります。

更に10メートルくらいに近づけばこれくらいの大きさに写ります。

PowerShot G3Xは軽くてコンパクトなので大口径重量級のレンズをつけた一眼よりも機動性に富み、場所を移るにも苦労しません。

ただ望遠を使うときは背面液晶だけでは被写体がよく確認できない場合があります。そんな時はオプションのEVG(電子ビューファインダー)を使います。これがあるとかなり遠くの被写体でも狙いやすくなります。

結局、カワセミは飛び去ってしまい、この日はこれが最後の一枚でした。

それからしばらくはコロナ騒ぎで公園も締まってしまい。桜も葉が出るころ、もう一度例の池に行ってみました。

これがその日に撮れたベストショットです。これくらい寄れればトリミングも必要ないですね!この日はカワセミ一本でいってようやっと逆光気味のこの写真が取れました。

それ後もう一度その池に行ってみたのですが、カワセミはさっぱり姿を現しませんでした。まだあの池にいるのかそれともどこかへ移動したのか。スティホーム期間も終わったので近々またあの公園に行ってみるつもりです。