こんにちは！Ziemaです。

レンズ沼に片足を突っ込みかけている私が、使っている機材を紹介する『レンズ沼コーナー』、今回は…

Zuiko Digital X2.0 Teleconverter EC-20を紹介します。
このコンバーターは最近になってやっと手に入れることが出来ました、というの70-300㎜を買ったとき、本当はこのEC-20が欲しかったのですが、ほんの少しの値段差で安かったEC-14の方を買ってしまったという経緯があります。

最近になって比較的安く中古品が手に入るようになったのでオークションで落札しました。届いたEC-20をよく見るとMade in Chinaと刻印されていました。価格コムの口コミを見ると、EC-14は日本製、EC-20は中国製ということらしいです。

EC-14のようにこちらもその名の通り、交換レンズと本体の間に取り付けることで、取り付けたレンズの焦点距離を2倍に変換するアダプターです。簡単に言えば被写体を2の2乗倍、4倍の面積で撮影できるわけです。

但し焦点距離は伸びますがその代わりに有効F値が2段下がります。たとえば70-300㎜のレンズで言えば、最大有効F値は4.0 ですがこれが6.3に低下します。F値はF4-5.6ですが、これがF8-11.2と2倍になります。ここでいうF値とは大雑把に言えばレンズの明るさを示す単位です。

実際に使ってみたところ夜間の撮影ではほとんどAFがききませんでした。昼間は試していないので何とも言えませんが。Webでこのコンバータの説明書を見たところAFはこのレンズでは使えないことが分かりました。フォーカスは手動で合わせます。

その後午後のやや曇天の光の下で使用してみたのですが、F値が上がるためファインダーが暗いです。そのため手動でのピント合わせは難しいものがありました。

上の写真は15mほど離れたところのカワセミですがブレとピンがいってないのとでしまりの悪いものになってしまっています。もう少し感度を上げてISO1600くらいでもっと早いSSを使えるようにして再挑戦するつもりです。

MC-20のインプレッションの続報です。

ISO1600で晴天の昼間にSS1/200～500で撮った画像です、前回のE-620からボディを買い換えてOM-D E-M5 MarkIIを使っています。

手振れ補正が優秀なのとAFの機能も新しくなっているので一概には言えませんが、このボディなら晴天で明るい好条件ならば1200㎜の手持ちも可能です。

望遠端のAFも時々迷う時がありますが、晴天下ではちょっとズームを戻してピントを合わせてからズームすればそれほど不自由には感じません。

解像感は…2枚目の写真の様にちょっと物足りないものが有りますね…。

上の写真は150㎜（2倍して35㎜換算で600㎜）で撮ったものですが何とか満足のいく解像感がでています。焦点距離は少し短くても明るいレンズとの組み合わせが吉かもしれません。

こちらはきちんと三脚を据えて撮ったもの、MFでもう少しピントを追い込めばもう少しメリハリの利いた絵になるかもしれませんが、2003年発売の70-300㎜です。これくらい撮れればいいのかもしれません。

EC-20のインプレッションは以上です。またいつか200㎜F2.8などがもし入手出来たりすることがあれば。またレポートしたいと思います。（その後M.75-300㎜を買ってしまったのでED70-300とEC-20 についてはこれで完了です。）