
こんにちは!Ziemaです。
レンズ沼に片足を突っ込みかけている私が、使っている機材を紹介する『レンズ沼コーナー』、今回は…
CanonのPowerShot G7X Mark IIを紹介します。昨年7月まで使っていたG9X Mark II を下取りに出してカメラのキタムラで購入しました。
G9X Mark IIとの違い
- レンズの明るさ:f2.0-4.9→f1.8-2.8
- 焦点距離:28㎜-84㎜→24㎜-100㎜(3倍→4倍)
- 背面液晶:固定→チルト(可動式)
- コントローラリングのクリック/スムーズ切り換え
- 質量:209g→319g
質量、サイズともに一回り大きくなりましたが、背面ジョグダイアル、露出補正ダイアルが独立して操作性が向上しました。
レンズはF/1.8 -2.8と明るくなり、広角端、望遠端も24㎜と100㎜と広角らしさ望遠らしさを生かせる焦点距離なりました。
レンズ基部のコントローラリングはクリック、スムースの切り換えが出来るようになり、リングを操作するときの予期しない動きを防止できるようになりました。
また、背面液晶がチルト(可動式)になったので自撮りも含めて構図の自由度が向上しました。

外観の特徴
- 艦橋部のモード・露出補正二段ダイヤルと、シャッターボタン・ズームレバーの基部がキャノンのブランドカラーである赤色になりました。
- 随所のカットラインやスピンカット、レーザー刻印などを使用した高級感を感じさせる仕上げになっている。
- 立体的形状で持ちやすいグリップ。
作例
以下実際に撮影した画像を何点かあげていきます。

まず絞り解放が2.0→1.8になったことで、バックがさらに綺麗にボケるようになりました。
何時もの植物園で、アンセリウムが艶めかしい。ここは絞り解放で手前の一輪だけを強調した。

望遠端でもf/2.8まで絞りが開けられるので、バックをぼかし気味にして被写体を効果的に浮き上がらせることが出来る。

広角では被写界深度も深くパンフォーカス気味になるが、絞り口径が大きなこのカメラなら微妙な奥行き感も表現できる。

離れたところに咲く蓮の花も100㎜望遠で近くに引き寄せられる。

モノレールとハスを一つのフレームに収められるのも100㎜ならでは、

小湊鉄道月崎駅の夏の名物、風鈴の音が涼やか。お土産ではないので持ち帰ってはだめですよ。
明るくズーム域も広くなったレンズで、被写体をより意のままにとらえて表現できるようになりました。またチルト液晶は自撮りも含めより自由な構図の選択を可能にしました。
今年の春に後継機が発売されましたが、旧モデルとはいえまだまだ古さを感じさせないコンパクトなミドルレンジモデルです。