カワセミを追って2022.01

ご無沙汰です。前回の投稿から大分間が空いてしまいました。コロナ騒ぎと多忙が重なって撮影にも行けずサイトの更新もできないまま年が明けてしまいました。

やっと少し暇が出来たので、久しぶりにカメラを持って公園へ出かけました。いつもの公園には昨年の10月ごろに一度訪れてカワセミがいることだけは確認していましたが、果たして今日は出てきてくれるかどうかドキドキです。

半年ぶりの再会

はやる気持ちを押さえながら何時カワセミが姿を見せる池に到着すると…いました!池をまたぐ橋から見て15mほどある対岸の木の枝の先にちょこんとカワセミが止まっています。

ちょっと距離があると思っていると、カワセミは何を思ったか橋を飛び越えて反対の岸にある木の枝にとまりました。これは去年から数えても1、2回あるかどうか分からないほどの幸運です。

カワセミを驚かせない様に橋の上を移動して近づきます。かなりの近距離とはいえファインダーの中のカワセミは日の丸の丸と同じくらいの大きさにしかすぎません。とにかくピントをしっかり合わせてぶれない様にシャッターを切りました。

幸運な邂逅

珍しいことにカワセミは飛び去ることもなく、かなりの時間じっと枝に止まっていました。その間2、3分でしょうか、ファインダーを覗いていると突然カワセミが飛びました、ホバリングしています。カメラは…間に合いませんでした。しかし獲物は取れず、カワセミは元の木の枝に戻りました。

かわせみはまたじっとしています。そしてダイブ、今度は何かくわえているようです。そのまま5mほど離れた杭の上にとまると2,3回頭を振って魚を飲み込みました。

この間、実際には15分間ほどでしたが20分にも30分にも感じられました。1年に1回あるかないかの大接近でした。やがてカワセミは池の奥へ飛び去りました。