カワセミを追って2021.2-①

秋が過ぎて木々の葉が落ちる冬季はカワセミウォッチングには最適の環境です。

年が変わって2月、最近新ボディM5 Mark II用に新しい望遠レンズを購入しました。M.ZUIKO 75-300 F4.8-6.7 IIです。ボディのC‐AFとTRACKING-AF機能を生かすことのできるレンズです。

ところがこのC-AF、遠距離では全く役に立たないことが分かりました。15mほど先にある入り組んだ枝の中に止まっている鳥を撮ろうとすると、一旦フォーカスが合っても維持できず後ろにフォーカスする事態が発生。ピンボケ写真を量産する結果に。

①ISO800 F6.7 SS1/200 0.0EV 600㎜ C-AF ESP測光

フォーカス枠に被写体を入れたままにしないとフォーカスを維持できないので、手持ちだと腕が動いてすぐにフォーカシングの状態に入ります。するとシャッターを押した時点でフォーカスが合っていないと、ピンボケになります。(合焦しないとシャッターが下りないはずなんですが…)画像①

100枚撮っても使える写真が2枚だけ、C-AFを使うようになる前に使っていたZuiko 70-300㎜のS-AFより歩留まりが悪いです!フォーカスが合ってもかなりアマアマで、画像②からトリミングした画像③ですが、

②ISO800 F6.7 SS1/200 +0.7EV 600㎜ C-AF ESP測光

解像感がいまいちです。遠距離の手持ちではC-AFは使わない方が良いようですね…。

③、②をトリミングしたもの

後日、再度挑戦をしました。

④ISO3200 F8 SS1/640 0.0EV 600㎜ C-AF ESP測光

飛び込むところを撮りたくて少しでも早くシャッターを切ろうとISO感度を3200に設定し、F8まで絞ってシャープさを出そうと目論見ました。画像④

⑤、④をトリミングしたもの

画像⑤は④をトリミングしたものですが、絞ったおかげか、画像③よりは幾分かましなものが撮れました。100枚中5枚くらいはまあまあなものが撮れるようになりました(枝被り多いです)が、いまだ飛び込むところは撮れていません。